ゴルゴ線ができる原因とセルフケアから高い効果が見込める治療法をご紹介
コラムゴルゴ線が気になるあなた:「ゴルゴ線はなんでできちゃうの(泣)どうしたら治療できるのだろう?」
RYグループ統括院長
顔たるみ銀座美容クリニック 顔たるみ専門医 ドクターユダが、上記の悩みを解決します。
本記事のテーマ:「ゴルゴ線ができる原因とセルフケアから高い効果が見込める治療法をご紹介」
このサイトの信頼性:このサイトを作成している私は、美容外科医・形成外科医(日本形成外科学会認定)です。
2017年のMEVOS美容整形国際学会では一流美容外科医のトロフィーを受賞しました。
ゴルゴ線の治療の専門家です。
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読者さまへのメッセージ:この記事を読めば、「ゴルゴ線ができる原因とセルフケア~高い効果が見込める治療法」が分かります。
それでは参りましょう。
目次
ゴルゴ線(ゴルゴライン)とは
ゴルゴ線とは、「目と頬の境目にある溝の線」です。
顔にはいくつかの靭帯(じんたい、リガメント)があり、顔が動かないよう、たるまないように支えています。
もしリガメントがなかったら、話したり、動いたりするだけで、顔はブルンブルンにふるえるでしょう。
とても不自然ですね。
また加齢(かれい)によるたるみもますますひどいものとなるでしょう。
リガメントは顔が動かないよう、たるまないよう、大事な役割を果たしているのです。
しかしながら、この靭帯があるところは、溝ができ、線となりやすいのです。
ゴルゴ線は、目と頬の境目にある靭帯(頬骨リガメント)によってできる溝の線です。
実は、ゴルゴ線は誰しもがもっているもので、生理的なものです。
問題なのは、「目立つのかどうか」ということです。
ゴルゴ線は、誰しもがもつ、目と頬の境目にあるリガメントによってできる溝の線で、大事なのは「目立つのかどうか」というわけですね。
目のクマとゴルゴ線(ゴルゴライン)の違い
目のクマとゴルゴ線(ゴルゴライン)は人によっては違いますし、人によっては同じ場所になります。
一体どういうことなのでしょうか??
実は、目のクマは、人によってできるところは違います。
目のクマといっても、実は種類があり、大きく分けて3種類あるのです。
黒クマ、茶クマ、青クマの3つがあります。
黒クマは、光の影としてシャドーが入るところが目立つことをいいます。
通常ゴルゴ線と一致します。
茶クマは、色素沈着とシミソバカスが原因で、目の下にできやすいです。
青クマは、目の下の皮膚が薄い方で、目の下の静脈(毛細血管)が透けてできます。
このように目のクマは3つの種類があり、人によってはゴルゴ線と目のクマは一致しますし、違うこともあるのです。
若くてもゴルゴ線(ゴルゴライン)はできるのか?
若くてもゴルゴ線(ゴルゴライン)はできます。
ゴルゴ線は、リガメントによってできる溝の線です。
どんな人でもゴルゴ線にリガメントがあります。
問題なのは「ゴルゴ線が目立つかどうかです。」
やせている方や、目の下の皮下脂肪が少ない方、目の下の皮膚が薄い方は、ゴルゴ線は目立ちます。
またリガメントが発達している方もできやすいです。
若い方で、やせている方、目の下の皮下脂肪が少ない方、目の下の皮膚が薄い方は、若くてもゴルゴ線が目立つのです。
年をとると、目の下の皮膚が薄くなります。
目の下の皮膚が薄くなって、ゴルゴ線が出てくる方が多いので、若い方にはゴルゴ線がでないと思われがちです。
ところが、若くてもゴルゴ線はできてしまう方はいるのですね。
ゴルゴ線(ゴルゴライン)の原因
ゴルゴ線が目立つには3つの原因があります。
加齢による肌の弾力低下、表情筋の衰えによるたるみ、脂肪の萎縮
この3つが原因です。
ゴルゴ線はもともと誰にでもある生理的なものです。
それが目立つかどうかが問題です。
目立たない方は、どうして目立たないのでしょうか?
ゴルゴ線が目立たない方の原因を考えると、ゴルゴ線が目立つ原因が分かりやすいです。
肌の弾力がある方は、ゴルゴ線が目立ちません。
肌の弾力は、皮膚のコラーゲンが厚い方です。
コラーゲンが厚いとゴルゴ線は目立ちません。
表情筋がしっかりしている方は、表情筋が厚いです。
表情筋が厚いとゴルゴ線は目立ちません。
脂肪がたっぷりある方もゴルゴ線は目立ちません。
以上が、ゴルゴ線が目立たない方の特徴です。
それでは
年を取ってゴルゴ線が目立ってしまう方は、どこに原因があるのでしょうか?
一つずつお伝えしていきます。
加齢による肌の弾力低下
加齢によって肌の弾力が低下するとゴルゴ線が目立つようになります。
加齢によってもたらされる変化の一つに、「肌の弾力の変化」があります。
肌の弾力は、年とともに変化していきます。
若いうちは肌の弾力がしっかりしています。
ところが、年を取ると、肌の弾力が低下してしまいます。
年を取って、肌の弾力が低下する原因は、皮膚のコラーゲンの量が原因です。
肌の弾力は、皮膚のコラーゲンの量に関係します。
コラーゲンの量が多いと、肌の弾力はしっかりしています。
コラーゲンの量が少ないと、肌の弾力は低下します。
年をとることで、肌の弾力が低下し、コラーゲンの量が減ってしまうわけです。
すると、皮膚は薄くなり、ゴルゴ線が目立つようになるわけです。
表情筋の衰えによるたるみ
加齢によって表情筋が衰え、たるみが出てくるとゴルゴ線は目立つようになります。
ゴルゴ線はもともとどんな人にもあるリガメントによってできる溝の線です。
大事なのは「目立つかどうか」。
若いうちは表情筋がぴんと張っている状態です。
そのため、ゴルゴ線はぴんと張った表情筋に「隠れ」、目立ちません。
ところが、表情筋が衰え、たるみがでてくると、ぴんと張った表情筋で隠れていたゴルゴ線が顔を出すようになります。
表情の衰えによるたるみで、ゴルゴ線は目立つようになるわけです。
脂肪の萎縮(いしゅく:小さく縮むこと)
年を取って、皮膚の下の脂肪(皮下脂肪)が萎縮する方がいます。
若いうちは皮下脂肪がしっかりしていて、ゴルゴ線は隠れています。
しかし、年を取って、皮下脂肪が萎縮してしまうと、隠れていたゴルゴ線が目立つようになってしまうわけです。
ゴルゴ線(ゴルゴライン)のセルフケア方法
ゴルゴ線のセルフケアは、ゴルゴ線の目立つ原因から対策をたてることができます。
ゴルゴ線が目立つには
加齢による肌の弾力低下、表情筋の衰えによるたるみ、脂肪の萎縮
この3つが原因でした。
つまり、肌の弾力を低下させず、表情筋を衰えさせず、脂肪を萎縮させなければいいわけです。
具体的にどのような方法があるのかをご紹介していきましょう。
美顔器の効果
美顔器には種類にもよりますが
肌の弾力を保つ効果
表情筋を維持する効果
この二つの効果が期待できるものがあります。
肌の弾力を保つ美顔器は、おもにRF(高周波・ラジオ波)の機器です。
皮膚の表面にRFが流れることで「熱刺激」をコラーゲンに与え、弾力を保つ効果が見込めます。
表情筋を維持する美顔器は、おもにパルス刺激機器です。
表情筋にパルス刺激を与えることで、表情筋を維持する効果が見込めます。
美顔器でもある程度、ゴルゴ線を目立たなくする効果が見込めます。
美容液の効果
美容液でゴルゴ線が目立たなくなるものは、主に、皮膚に刺激を加え、若干の腫れを促し、目立たなくするもの。
また、一次的に皮膚を緊張させ、ぴんと張った状態にすることで、目立たなくするもの。
この2つがあります。
一時的には目立たなくなる効果が見込めますが、塗ってしばらなくすると効果はなくなるでしょう。
また元にも戻りますので、根本的な解決とはいえないです。
顔のマッサージのやり方
顔のマッサージによってゴルゴ線は目立たなくなるのでしょうか?
ゴルゴ線に関しては、顔のマッサージは無意味でしょう。
ただし、摩擦がないように顔のマッサージを行うことは、リンパの滞りをスムーズにするため、健康的です。
しかしながら、ゴルゴ線解消にはまるで役にたちません。
セルフケアには限界がある
残念ですが、セルフケアには限界があります。
セルフケアはある程度のゴルゴ線解消効果を見込めますが劇的に治すことは不可能です。
劇的に治したい場合は医療の力を借りる必要があります。
ゴルゴ線(ゴルゴライン)治療。エステと比較してここが違うポイント
ゴルゴ線治療は、エステと比較して違うポイントがあります。
エステなどは基本的に、予防的な役割です。
それに対して医療は「治療」になります。
エステとクリニックの違い
エステとクリニックでは、「治療ができるかどうか」が違います。
当然ですが、「治療」は医療機関でしか許されません。
ゴルゴ線(ゴルゴライン)をクリニックで治療するメリット、デメリット
ゴルゴ線をクリニックで治療するメリット、デメリットにはどんなものがあるでしょうか?
ひとつずつみていきましょう。
メリット
ゴルゴ線をクリニックで治療するメリットは、効果がしっかり期待できることです。
「治療」は医療機関でしか許されませんので、医療機関以外でゴルゴ線の治療をすることはできません。
デメリット
医療機関でゴルゴ線を治療するデメリットは、費用と通院する労力です。
ただし、エステの方が高額であったりすることもあるので、一概には言えません。
効果のでない治療にいつまで費用負担していることもよくあります。
長い目でみて、費用対効果を考えると、医療機関で治療する方が、安くしあがることもよくあります。
ゴルゴ線(ゴルゴライン)治療の不安を解決
ゴルゴ線治療には多くの方が不安に思うことがあります。
どのような不安があるのでしょうか?
メイクはいつからできるのか
メイクがいつからできるかは、施術内容にもよります。
ゴルゴ線治療には
- ヒアルロン酸注射
- 脂肪注入(脂肪吸引を伴う)
- 手術(ミドフェイスリフト)
の3つがあります。
2と3は、リスクがありますので、私は基本的にはおすすめしません。
1:ヒアルロン酸注射が、お客様のご満足度も高く、またリスクも少ないためおすすめする治療になります。
ヒアルロン酸といっても無数のヒアルロン酸があり、ゴルゴ線治療専用の特殊なヒアルロン酸を当院では使用しております。
ヒアルロン酸注射の場合、メイクは翌日からokになります。
注射部位を避けていただければ当日からでもokです。
施術後は包帯を巻くのか
施術後は包帯は巻きません。
お風呂、サウナ、飲酒はいつから可能なのか
お風呂やサウナ、飲酒は直後から大丈夫です。
ダウンタイム期間はどれくらいか
ダウンタイムは、注射した部位の赤みがしっかり引くまで2,3日くらいです。
内出血はあるのか
極稀に内出血してしまうことがあります。
その際は1ヶ月くらい内出血がひくまでかかります。
メイクなどでごまかすようにお願いします。
顔は腫れるのか
顔はほとんど腫れません。
治療は痛いのか
治療は注射のときに少しチクッとする程度です。
麻酔は痛いのか
麻酔は注射の中に含まれていますので、注射のときにチクッとするくらいです。
施術後の痛みはあるのか
施述後の痛みはほとんど気になりません。
治療後の効果はどれくらい持続するのか
持続期間は個人差が相当あります。
ヒアルロン酸は吸収されることがよくありますが、吸収されるスピードは千差万別です。
1年くらいでほとんどなくなってしまう方もいれば、5年しても残っている方もいるほどです。
深いシワでも効果はあるのか
深いシワでも効果はあります。
ゴルゴ線(ゴルゴライン)のおすすめ治療方法
ゴルゴ線のおすすめ治療方法は、前述のように、ゴルゴ線専用のヒアルロン酸注射が一番よいです。
ゴルゴ線専用ヒアルロン酸注射
ゴルゴ線の靭帯周囲に専用のヒアルロン酸注射をすることで、直後からゴルゴ線は目立たなくなります。
ゴルゴ線専用ヒアルロン酸治療法の症例
現在モニター症例募集中です。
詳しくはカウンセリングでお尋ねください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゴルゴ線は、本来どんな人でもあるもので、「目立つか目立たないか」の問題ということがお分かりいただけたかと思います。
ゴルゴ線を治療したい方は、医療機関でのゴルゴ線専用のヒアルロン注射をご検討ください。
今回の記事は以上になります。
他にも、有益な情報を美容コラムやyoutubeでもご紹介していますので
良かったら見てみてください。